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コンテンポラリー・ネオクラシック

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コンテンポラリー・ネオクラシック

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コンテンポラリー・ネオクラシック

「コンテンポラリー」とは、ラテン語で「時代を共にする(CON‐tempus)」という意味から出来ています。
コンテンポラリーダンスはフランスから始まり、ヨーロッパ、アジア、中東へと広まりました。
各国独自の文化や特色を取り入れながら、人々に驚きや衝撃を持って受け入れられ今日まで発展してきました。
コンテンポラリーは「現代を映し出す踊り」ともいわれ字義的には現代の舞踊全てを指しますが、一般にはバレエ、ジャズダンス、フラメンコといった既成のジャンルに属さないものを言います。
従来のクラシックバレエに留まらず、今までにはない新しい踊りを創作していく前衛芸術でもあると言えます。

ネオクラシックとは、「ネオ(neo=新たな)」という意味を持ちます。
バレエのテクニックを基にコンテンポラリーの振りを入れたものを「ネオクラシックバレエ」と呼ぶことがあります。
一般的に知られているグランドバレエには物語がありますが、ネオクラシックバレエには物語がありません。
20世紀最も進歩的なバレエ振付師として有名な、ジョージ・バランシン(1904-1983)は、バレエの物語性や演劇性を排除し、音楽を中心に置いたスタイル「ネオクラシック」という新ジャンルを生み出したと言われています。
トゥシューズで踊るバレエ要素の強いものから、裸足で自由に踊るコンテンポラリーに近いものまで幅広く認められる演出と振り付けに魅了されます。

このように特にコンテンポラリーは、クラシックバレエとは異なり、決められたポジションやパ(動き)がない分、自由度が高く縛りがありません。
「踊り手がどのように表現したいのか」
またネオクラシックであれば
「振付家がどう表現して欲しいのか」で踊りが決まります。どちらもダンサーの体の内側から湧き出てくるものが重要視され、自由で型にはまっていない表現方法で見せることが踊りの根本にあります。
またコンテンポラリーの世界には、若年層ダンサーと限らず年齢が幅広く大きな舞台で活躍できるチャンスが多いです。
それは、コンテンポラリーの独創性や創造性、自由で幅広い表現が認められる特長があるからです。
自由で開放的表現性のコンテンポラリーや、物語性に頼らず音楽表現性を大切にするネオクラシック、どちらをとっても新しい芸術がその都度生み出される瞬間を目撃できる魅力があります。


動画


●参考映像 2012年ローザンヌ1位 菅井円加さん