PICKUP DANCER&TEACHER

Top > 福島たから

PICKUP DANCER


福島 たから  Fukushima Takara


ℚ1. プロフィールを教えてください。

大阪府出身。8歳よりバレエを始める。
2009年モナコ王立プリンセスグレースアカデミーへ留学。
2010年NAMUE全国バレエコンクール 高校生部門にて2位を受賞。
2011年イギリス・セントラルスクールオブバレエに留学。
同年PBK・京都バレエコンクールにて特別審査員賞を日本バレエ協会 第4代会長 薄井憲二より授与される。
2013年アメリカ・ケンタッキー州Kentucky Ballet Theatreに入団。入団後ソリスト・プリンシパルとして全公演参加。
2015年アメリカ・インディアナポリスで開催された国際コンクールWorld Ballet Art Competition Grand Prixプロフェッショナル部門にて1位を受賞。
2016年、中国上海市より第5回上海国際コンクールに招待を受け参加。
2017年、Kentucky Ballet Theatre 退団。
2018年、バーオソルクニアセフメソッド®のインストラクター資格取得。
現在アメリカ・シカゴを拠点に国内外共に特別講師、ゲストダンサーとして活躍中。


ℚ2. 留学のきっかけは?

世界的なバレエダンサーを多く輩出しているモナコのプリンセスグレースアカデミーで勉強してみたいと思い、
14歳の時に自分で学校の情報などを集めてオーディションを受けました。


ℚ3. 海外バレエ団へ入団してからの仕事の様子を教えてください。

以前所属していたKBTではリハーサルの月と公演月が分かれていたので、
普段のリハーサル月は朝10時からクラスが始まり午後4時までリハーサルをしていました。
公演月になると水曜から劇場入りしクラスも公演や舞台リハーサルに合わせて午後3時や4時から始まります。
今はシカゴに拠点を移しましたが自分自身のレッスンなどを含めた1日のスケジュールはこれまでとあまり変わっていません。
少し変わったのは午後4時以降にバレエ学校で指導する機会が今までよりも増えました。


ℚ4. 思い出に残る公演は?

ほぼ毎年冬に公演をしていたくるみ割り人形の公演は入団後から毎回クララに配役されていたのでとても思い出深いです。
あとはケンタッキー州ということもありバーボンウイスキーで
有名なMaker's Markとバレエ団が毎年夏に共同主催する屋外ガラも貴重な経験でした。


ℚ5. 海外生活での思い出・印象深い出来事を教えてください。

子供の頃から両親の影響もありヨーロッパ(特にフランス)に興味を持っていたので、
渡米当初は英語もあまり話せなかったのですが
バレエ団の友人達が驚くほど仲が良くリハーサル後や休日も一緒に過ごすことが多かったので、
早い段階で英語も習得でき楽しかったのはよく覚えています。


ℚ6. 渡航後に好きになったものはありますか?

アメリカでは人気のあるメキシコ料理と日本が今までより好きになりました。


ℚ7. 次回の公演内容や自信の役について教えてください。

拠点を移したばかりで来シーズンの公演予定はまだ未定なのですが、
シカゴはコンテンポラリーの公演も多いので新しい振付家の作品にも挑戦したいと思っています。


ℚ8. これから海外でバレエダンサーとしての活躍を夢見る方へメッセージをお願いします。

自分の踊りに自信が持てるように毎日レッスンするのはもちろんですが、
チャンスを逃さないためにコンテンポラリーと英語も勉強してください。


2019.6 スタジオマーティ大阪本町 ワークショップ開催予定